どうも、あひるです。
抜歯あり、ワイヤーとインビザライン 併用で歯列矯正を進めています。
今日は、静脈内鎮静法めっちゃ良かったよ〜!ていうお話です。
はじめに
抜歯ってめっちゃ怖いですよね。
歯を引っこ抜くって想像しただけで「い〜〜」ってなりますよね。
今回はこの抜歯についてお話ししていきたいと思います。
わたしは矯正するにあたって、親知らず4本と小臼歯4本の合計8本抜歯しています。
もはやプロです。
そして、普通に「ぐらぐらスポッ」と抜くタイプと、入院して麻酔で寝てる間に「ガンガンごりごり」砕いていくタイプを経験しました。
抜歯は人によって必要な場合とそうでない場合があります。わたしの場合はアゴが小さく、歯と歯の隙間もせまく、八重歯が完全に飛び出ていた為、スペース不足のため抜歯が必要でした。
通常の抜歯
わたしの場合、まっすぐはえていた上の親知らず2本と小臼歯4本は、「ぐらぐらスポッ」のパターンで抜きました。
上の親知らずを抜くときは数十秒ほどで抜けたので、「え?もう?楽勝じゃん」て感じでした。抜いた後も痛みもなく血もすぐ止まり、食事もわりと普通に食べていました。
小臼歯を抜くときは、慎重に抜きました。というのも、わたしの場合歯と歯の隙間がギッチギチに狭くて、隣の歯の骨を傷つけないように、少しずつ揺らしながら抜く必要があったからです。
これの何がつらいって、上顎の場合、麻酔の効き具合にもよるかもしれないけど、血がタラーて上顎をつたってくるのがわかるんですよね。想像しちゃって貧血おこしそうでした(^^;)
下顎の場合、ぐらぐら揺らすときにアゴも一緒に揺れちゃうんで、アゴの関節がミシミシいって痛いんですよ。アゴはずれるかと思いました。
とはいえ通常の抜歯に関していえば楽勝です。
抜くときも抜いた後も痛くないし、虫歯の治療より早く終わります。
水平埋伏智歯(すいへいまいふくちし)の抜歯
これが厄介です。
でもたぶんほとんどの人が下顎の親知らずコレです。
横に倒れて埋まっている親知らず。
このタイプの親知らずは、隣の歯をぐいぐい押すんです。たとえ子供の頃に歯列矯正してキレイになったとしても、大人になって親知らずを抜かずにいると、そのうち下の歯並びがガタガタになります。
また、この親知らずがちょっとだけ飛び出てたりすると、そこの部分がめちゃくちゃ虫歯になりやすいです。
じゃあ早く抜かなきゃ!
抜き方ですが、簡単に言うと…
歯茎を切って開いて、出てきたアゴの骨を削って埋もれた歯を露出させ、歯を砕いて分割し、取り出す、縫う
という作業が口の奥の方で行われます。
逃げ出したくなりません?
親知らず抜くの怖すぎて矯正進まないとか、マジである話だと思います。
そんなときにオススメなのが
静脈内鎮静法
この方法は点滴から麻酔を入れて眠っている間に処置をする方法です。
厳密には完全に眠るわけではなく、話しかければ答えたり反応します。しかしこの麻酔には治療中の出来事を忘れてしまう効果があるんです!
たとえ治療中はつらくて怖かったとしても、忘れられるなんて、それはもはや何もなかったのと一緒です!
実際わたしも点滴を刺してドキドキして今にも「やっぱりやめます」と言いそうになったとき、
「じゃあ麻酔入れていきますね〜」
と言われてからほぼ記憶がありません。
断片的な記憶はあります。
痛い!と思ったときにふと意識が戻り、自分の口にジャッキみたいなもの(たぶん開口器)が付けられていたのを覚えています。
でも恐怖感もなく、あーそういえば何回か痛かった気がするなー程度のものです。
気づいたらベッドの上で抜いた歯を握りしめて寝ていました。
本当に楽でした〜。しかも一括で複数本抜けるので一気に終わることができます。
ただし、万が一の時を考えて全身麻酔に切り替えられる施設でしか行なっていないと思います。わたしも総合病院で一泊二日の入院で行いました。病院によっては日帰りでできる場合もあります。
抜いた後が大変
埋まっている親知らずの場合、抜いた後がめちゃくちゃ大変です。もちろん個人差はありますが、歯茎を切ってアゴの骨を削っているのでズキズキ痛むし腫れます。
痛み止めを飲んでも、ボルタレン という座薬を入れても完全に痛みがなくなることはありませんでした。しかもわたしは治りが遅いのか、2週間は痛み止めが離せませんでした。
余談ですが、座薬を入れるのって結構難しいです。腹圧で座薬が戻ってきちゃうんですよね。指と座薬の攻防戦ですよ。
まとめ
普通の抜歯は痛くないです。
親知らずは若いうちに抜いた方が治りも早いので、学生のうちに夏休みを利用して抜くのがオススメです。
歯医者が怖い人や嘔吐反射が強い(オエオエしちゃう)人は静脈内鎮静法がストレスなくできて良いですよ。