どうも、あひるです。
今日から新シリーズ始めます。
わたしの大好きな『SEX AND THE CITY』について書いていきたいと思います。
ただあらすじ書いていったり、感想書いていってもつまらないので、良い機会なのでドラマを観返しながら“教訓”のようなものを発見できればなと思います。
※話のあらすじを追うというより、キャリー達の発言に着目していきますが、多少のネタバレがあるかと思います。また、あくまでわたし個人の見解です。他の読み取り方、感じ方もあると思います。
シーズン1エピソード1
テーマ・問題提起
NYの女たちは恋愛を捨てて権力に走っているのだろうか?
男のように感情のないセックスができるのか?
この疑問にキャリーの友人であるサマンサが興味深い発言をしています。
男並みに権力を持って成功した女は「修羅場をくぐってでも本当の絆を求めるか、男のように感情抜きでセックスを楽しむか」の2択だと言っています。
実に的を射てますよね。
なんだ、すぐ答え出たんじゃん??と思いました。
男性にはプライドがあるため、自分よりも成功してリッチな女性を遠ざける傾向があります。
いつかの『ホンマでっか!?TV』でもそのようなことが言われていました。
そのため成功した女性はそもそも恋愛という舞台に立つのが難しいのです。
恋愛対象として見てくれる男性が少ないから。
でも実際に“感情抜きで”って難しくないですか?
本当にそんなことできるんですか?
キャリーもその点について深掘りするために自身でも行動を起こします。
キャリーの答え
「男のようにドライにセックス」したはずなのに「クールでいられない」というのがキャリーの感じたことでした。
なんの未練もなく終われるのかという点について、運命の男ミスタービッグとキャリーが話をするシーンがあります。
そこでミスタービッグは
「まるで違うね」
と未練もなく終わることなんてあり得ないという発言をします。
それをキャリーは
「どこか悪いの?」
とミスタービッグのことを信じていないような発言をすると
「本気で惚れたことないな?」
と言われます。
“いきなり突風が吹いてノックアウトされたような気がした。はやくベッドに潜り込んで眠りたかった”と心の中で呟きます。
そして最後にキャリーはミスタービッグにたずねます。
「本気で惚れたことある?」
するとミスタービッグが微笑みながら
「でなきゃ、男じゃないね」
と返して終わります。
この話には何回か“ロマンス”という言葉が出てきます。
男だろうが女だろうがそこにロマンスがあればドライになんてなれない。
すごく当たり前のことをこの話では言っているのですが、見失いがちですよね。
もしかして私たちは体だけの関係なの?
そういう経験をしたことのある女性は少なからずいるかと思います。
ロマンスって何?本気で惚れるって具体的には?見極めるポイントは?
いろいろ疑問は浮かんできてしまいますが、それはのちのちの話で出てくる…かもしれない。
少なくともそうやって悶々と考えてしまっている方にはロマンスが始まっています。
ページをめくってしまった以上、続きが気になるのがロマンス(恋物語)というものです。
ドライな関係などありえない。
未練もなく終わるなんて不可能。
それがロマンス。