どうも、あひるです。
※話のあらすじを追うというより、キャリー達の発言に着目していきますが、多少のネタバレがあるかと思います。また、あくまでわたし個人の見解です。他の読み取り方、感じ方もあると思います。
シーズン1エピソード3
テーマ・問題提起
友人のミランダとサマンサの会話から。
ミランダ「女は旦那ができたとたん独身を敵と思う」
サマンサ「結婚している女は独身が怖いのよ。いつでも誰とでもセックスできるから。いつ旦那を寝取られるかわかんないって、そればっか考えてる。独身女は信用されてない」
ミランダ「独身に同情する人もいる。あんたまだ独身なの?かわいそうって目で見られたことない?」
というわけで今回のテーマです
「両者は敵同士?」
「既婚と独身の間には冷戦が繰り広げられていたのか?」
今回のこのミランダとサマンサの会話は、日本、とくにわたしのような田舎に住むものにはあまりピンとこない。
むしろ結婚する前の方が彼氏を取られるんじゃないかと怯えていた気がする。
日本では3組に1組が離婚と言われているが、田舎ゆえなのか年齢的なものなのか、わたしの周りの友人で離婚した者は15組中1組しかいない。
結婚してしまえば安心という構図ができあがっているように感じる。
しかし日本より離婚率の高いアメリカでは既婚と独身の間で冷戦があったとは…。
キャリーの仮説
「冷戦の原因は憎しみじゃない。恐怖ではないかと。未知のものに対する恐怖」
「既婚者は独身が嫌いなのではなく、どういう人間なのかをつきとめたいのだ」
確かにと思った。
独身の者が自分のパートナーに近づいてきたら、どういうつもりなのかと身構えてしまう。
既婚者が自分のパートナーに近づいてきたら、なぜかそれほど身構えない。
相手にもパートナーがいるのだからと安心しきっている。
世の中ダブル不倫だってあるというのに、なぜこのような心理になるのか不思議ではあるが…。
日本でもアメリカでもこの感覚は同じということなのだろうか?
キャリーのこたえ
「独身vs結婚の戦争を経験してわかったこと。たぶん既婚と独身の間の戦争は北アイルランドのそれと同じなのだ。基本的には同じタイプなのになぜか敵と味方に分かれてしまう」
ちなみに北アイルランドについて軽く触れておくと、カトリックとプロテスタントの戦いである。
日本人からしたら同じキリスト教やん、て思うかもしれないが、細かいところに意外に違いがあったりする。
(そういえば大学の英語の授業ででてきたわ〜…レベルの記憶しかないので詳細は触れないでおく。ヤケドしそうなので)
しかし「なぜか敵と味方に分かれてしまう」って…。
きっと仮説で出てきた「未知のものに対する恐怖」もその「なぜか」の部分に含まれているのだろう。
既婚と独身とでは見えている景色が違うのかもしれない。
キャリーのこの時点での結婚観
最後の締めの心の声がそのままキャリーのこの時点での結婚観を物語っていました。
「たしかに同じ家に一緒に帰る相手がいるのはステキだ。しかし独身の友達と夜映画を観に行くのはもっとステキだ!」
わかる〜!
もう一回こんな生活したい〜!
て思う時正直ありますね(笑)