どうも、あひるです。
※話のあらすじを追うというより、キャリー達の発言に着目していきますが、多少のネタバレがあるかと思います。また、あくまでわたし個人の見解です。他の読み取り方、感じ方もあると思います。
今回の話はまさにSEX AND THE CITYの真骨頂!
過激でアメリカ的な、子供たちには見せれない、聞かせれない、そんな話(笑)
シーズン1エピソード4
テーマ・問題提起
「40代の男はニューヨークタイムズ日曜版のクロスワードパズルと同じ。複雑で、答えを出してもそれが正解なのかわからない」
「20代の男たちは役に立つ友達を大勢知ってる。バーテンに用心棒。お尻もキュッとしてる」
「20代の男は新しいドラッグのように魅力的なのか?本気でハマってしまうことはないだろうか?」
このキャリーの40代に対する思いはさすが共感できる例えですね。そして深い。
それに対して20代に対する思いの浅いこと(笑)
もうすでにこのキャリーの最初の感想がまんま答えです。
キャリーのこたえ
ミスタービッグとのデートに邪魔が入りキャリーが途中で帰ることになったとき
「帰っちゃうのかい?」
とミスタービッグにたずねられ
「でなきゃ女じゃないでしょ?」
とキャリーが返すシーン。
ここでキャリーは一見余裕ありそうに見えるが、心の中で「混乱、さびしさ、拒否」と「どう感じたらいいかわからなかった」と言っている。
その思いを紛らわすために20代の男と熱い夜を過ごすのだが、翌朝汚い部屋を見て「とつぜん現実が襲ってきた」
「30いくつかの女の全身の細胞がこう叫んでた。逃げろ!オバさんにはとてもムリ!」
そうやって逃げ出したキャリーのもとにミスタービッグが現れてデートの約束をする。
「男はドラッグと同じ。ハマってドン底に落ちることもあれば、舞い上がることもある。うんとハイになることも。」
これは年齢関係なく、男というものはドラッグのようだというまとめだろうか。
さすが、締めの言葉までぶっ飛んでる。
たしかに今回の話ではキャリーの心の浮き沈みがある。
ビッグとデートできるかと思ったらできなかった…。
そこに若い子が現れた。楽し。
またもやビッグとデートできそうでできず…。
紛らわすために若い子に走る。楽し。
ビッグとデートの約束を取り付ける。舞い上がる!
今回この20代の子との関係はあまりにも浅く、ただただ楽しいからというものだった。
最初に20代に感じていたことも実際の関係も、浅くて浅くて、ミスタービッグの引き立て役でしかない。
今回の話そのものが、ミスタービッグがいかに魅力的かを際立たせるためのテーマでもあった。
サマンサのこたえ
サマンサは体力のある20代との情事を満喫していたが、あるとき悟ります、
「年下と付き合っている限り自分は年上の女なのだ」
いつまでも“女”でいたいサマンサにとって“老い”を感じることが1番の苦痛である。
それに気づいてしまって20代とは縁を切ることにした。
サマンサはいつも筋が通っていて爽快ですね。
おまけ
今回の話はなかなか過激でした。
もちろん今後も過激なだけの回とかあった気がしますが(笑)
なかでもタクシーでのキャリーたちの過激なトークが見どころです!
おもしろおかしく性に対する考え方の違いを描いています。
女子が集まった時にする下ネタってこういうやつだよね、って感じです。