どうも、あひるです。
母になるとは?の巻
※話のあらすじを追うというより、キャリー達の発言に着目していきますが、多少のネタバレがあるかと思います。また、あくまでわたし個人の見解です。他の読み取り方、感じ方もあると思います。
シーズン1エピソード10
テーマ・問題提起
今回の話に関しては、キャリーは答えを出せていないような感じです。
ずっと自分に問いかけています。
女性なら誰もが一度は考える子供のこと。
思いもよらないタイミングでやってくる場合に限らず、計画的にお迎えしたのにも関わらず、一度はよぎる不安。
子供を持つのは幸せのことだから誰も口にしないけど、心の中では不安と戦っている。
今回の話の最後でキャリーが考えていること、それが今回のテーマだと思います。
「いざとなったら自分にもできるだろうか。良い母になれるだろうか。自分自身でいられるだろうか」
とりわけ自分自身でいられるかというポイントがキャリーにとって重要な点です。
かなりぶっとんだ友人、レイニーが妊娠したことをきっかけに、ミランダの言った言葉が大きく影響しているように思える。
ミランダ「カルトよ」「母親って、誰もみんな同じじゃない?同じ服着て同じものに人生捧げてる。赤ん坊に」
そしてかつてぶっとんでたレイニーがキャリーにこぼした言葉。
キャリー「あんたは変わったんだってば。それでいいの」
レイニー「でもこうなるって、誰も言ってくれなかった。自分が自分じゃなくなるって」「ある日気づいたら別人になっちゃってるのよ…」
たしかに実際のところ、子供ができると毎晩のようにバーに繰り出すこともできなくなる。
友達と好きな時間に会えなくなる。
自分の属しているコミュニティが変わる。
もちろん、それはそれで楽しいこともあるし、新しい出会いもある。
普通なら仲良くならなかったであろう人とも子供を通じて友人関係になることだってある。
それが自分らしさを失うことにはつながらないとは思う。
しかしながら、今とは同じ生活ができなくなるのは確かなわけで、そこに今現在重要な価値を見出しているのなら、不安になるのも仕方のないことだ。
わたしの場合
結局のところ、産んでみないとわからない、というわけだ。
そのことによってどう友人関係が変わっていくのか。
どう仕事に影響が出るのか。
わたしが子供をみごもったとき、やはり大きな不安にかられた。
逃げだしたい気持ちになった。
産むのも怖い、育てられるか不安だ、友人とはもう今までみたいに遊べなくなるのか、やりたかったこともここで終わりなのか
実にいろいろ考えた。
小さなことから大きなことまで、考えに考えた。
でも答えは出ないんですよね。
進むしかないんです、こればっかりは。
今でもちゃんと育てていけるのか不安だし。(反抗期どうなるか恐怖しかない笑)
わたしの背中を押したのは、BUMP OF CHICKENの「HAPPY」という曲でした。
終わらせる勇気があるなら
続きを選ぶ恐怖にもかてる
この歌詞の部分にかなり勇気づけられました。
進もう!怖くても覚悟を決めよう!
そう思いました。
おまけ
レイニーのベビーシャワー(出産前祝い)に行ったときの会話。
ミランダ「だからベビーシャワーって嫌いなの。行くと絶対に落ち込むんだもん」
サマンサ「わたしは違う。現状で満足。あんな赤ん坊見たぐらいで自信なくすわけないじゃない」
このサマンサのメンタル欲しーーー!!!